こんにちは。もうすぐ待ちに待ったボーナス時期ですね!
会社員投資家にとっては、まとまった軍資金が手に入る一番ワクワクする季節。……のはずなのですが、最近の私は、嬉しさの反面、投資家としてちょっと切ないジレンマを抱えています。
それは、お金はあるのに、株が買えなくて寂しいということ。
投資を始めたばかりの頃には想像もつかなかった、この嬉しい悲鳴について、同じようなステージにいる投資家の皆さんと共有したく、筆を執りました。
順調に増える資産と、崩れる黄金比率
私はこれまで、毎月10万円の積立と、ボーナスなどの臨時収入を愚直に投資に回してきました。その甲斐あって、資産は順調に育ってきています。
私の基本戦略は、リスク資産(株)6:安全資産(現金など)4という比率をキープすること。
しかし、資産規模が大きくなってきた最近、ある現象が起きています。株高の影響もあって、全体の比率がどうしても株の方に大きく傾いてしまうのです。
これを元の6:4の黄金比率に戻しようとすると、やるべきことは一つ。 ただひたすら、安全資産(現金)を積み上げるだけになります。
そう、せっかくボーナスが入っても、全体のバランスを守るためには、株を買わずに銀行口座の数字を増やす(入金する)ことしかできないのです。
特定口座を売る抵抗とNISA枠のジレンマ
特定口座の株を売ってリバランスすれば?という声が聞こえてきそうですが、投資家心理として、プラスが出ている株を売るのはかなり抵抗がありますよね。せっかくの複利効果を途切れさせ、約20%の税金を今払うのは、どう考えても損した気分になります。
かといって、NISA枠が埋まらないからという理由で、NISA口座でリターンのマイルドな債券を買うのも、節税効果が薄くて合理的ではありません。
結果として、特定口座の株は売らない、NISAで債券は買わないという極めて合理的な判断を突き詰めた結果、私の目の前にはただ現金として寝かせておくしかないボーナスが残ってしまいました。
NISA枠を使い切れない焦り。そして何より、ボーナスが入ったのにどの株を買おうかな!とショッピング感覚でワクワクできない物足りなさ。
理性では分かっているけれど、本音としてはやっぱり、ちょっと寂しいのです。
いつまでも上がるわけじゃないという最強の防衛
でも、ここで投資家としての理性を総動員して、グッとブレーキを踏み込んでいます。なぜなら、市場はいつまでも上がり続けるわけではないと知っているからです。
今、世間のイケイケムードに流されてリスク許容度を超えて株を買い漁れば、次に必ずやってくる下落局面で大ダメージを受けます。
つまり、今のただ現金を貯めるだけの退屈な時間は、未来の暴落局面において底値圏で株を爆買いするための弾薬(キャッシュ)を蓄える期間。未来の自分からあの時、誘惑に負けずに現金を残しておいてくれてありがとう!と感謝されるための、最強の伏線なのです。
分かっちゃいる。分かっちゃいるけれど、やっぱりこのボーナス期、何か投資のワクワク感を味わいたい……。
辿り着いた答え:現物の金(ゴールド)でも買おうかな
リスク許容度を崩したくない。 でも、ただ現金で眠らせておくのも退屈だし、インフレでの目減りも怖い。 投資家として、何かを買うワクワク感が欲しい。
この無理難題なジレンマを解決するアイデアとして、今猛烈に惹かれているのが現物の金(ゴールド)の購入です。
金は株のように配当は生みませんが、紙切れにならない実物資産。ポートフォリオ上は安全資産(守りの資産)の側にカウントできます。つまり、安全資産の比率を守ったまま、投資欲を満たせるという、今の私にとって奇跡のような着地点なのです。
株や投信の数字が増えるのとは違い、ボーナスでピカピカの地金型金貨(メイプルリーフ金貨など)を1枚買い、手元に置いておく。
これは、インフレ対策という合理性を持ちながら、投資家としての規律を守り抜いた自分への大人の粋なご褒美になるのではないか、と企んでいます。
まとめ:資産が大きくなると、比率を守るので精一杯
私は投資の初期から一貫して比率を守ることを最優先にしてきました。
しかし、資産が大きくなってくると、その比率を守るということ自体がいかに大変か、身に染みて感じています。株の成長力が強いため、入金力をすべて安全資産に注ぎ込んで、比率を維持するので精一杯になってしまうのです。
ボーナスなのに株が買えなくて切ない思いをしている皆さん。それはあなたが、目先の欲に惑わされず、自分のリスク許容度を徹底して守り抜いている一流の投資家である証拠です。
今年のボーナスは、無理に株を買ってリスクを広げるのではなく、比率維持のためにしっかりディフェンスを固めつつ、一部を金貨や現実世界の体験に変えて、大人の余裕を楽しんでみませんか?
皆さんのボーナスの使い道も、ぜひコメントで教えてください!


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